エンジニアの皆さん、酸素足りていますか?

2023/07/05

エンジニアの皆さん、酸素足りていますか?

リモートワークが一般的になる中で、家庭の環境が労働生産性に直接影響を与えるようになりました。その一部として、室内の二酸化炭素濃度が重要な要素であることをご存知でしょうか?

今回は、二酸化炭素濃度がどのように働き方に影響を与えるのか、そしてそれを管理するために何ができるのかを考えてみました。

二酸化炭素濃度が人体に与える悪影響と目標値

二酸化炭素濃度は、頭を使う仕事における作業効率に大きな影響を与える可能性があります。二酸化炭素濃度の値が高くなると、思考力に影響を与え、眠気を引き起こし、さらには肩こりや頭痛を感じる人が出てくることがあります。

二酸化炭素濃度は350-450ppmmであれば新鮮な空気であり、1000ppmを超えてくると倦怠感や集中力の低下が現れ始めると言われています。

※極端に濃度が上がってくると色々な問題がありますが、この記事では個人の家に焦点を当てているため説明は省きます。

※出典:https://www.michell-japan.co.jp/blog/blog3appnoterot21-01/

以上のことから、二酸化炭素濃度が1000ppm以下であることを目指すのが最善です。二酸化炭素濃度を適切に管理することで、リモートワークの労働環境と生産性を向上させることが可能です。

しかし、現在の二酸化炭素濃度はどのように調べればいいのでしょうか?

二酸化炭素濃度測定器で測定

室内の二酸化炭素濃度を計測するために二酸化炭素濃度測定器を利用します。二酸化炭素濃度測定器は大きくわけて単体で利用できるものと、スマートフォンのアプリを介して利用するものに大別されますが、筆者が所有している機器は単体で利用できるものになります。

下記の画像は換気を特にしておらず、締め切った部屋で計測した値になります。ここでは1000ppmを超えているため、数値的には集中力に影響を及ぼし始めていると言えます。

少し換気をしてみました。

筆者が所有している機器は時計の機能もあるため、画像を見比べるとどくらいで換気が終わっているのかがわかります。今回の例では8分でした。この数字がとても重要で、次の話に繋がります。

また、今回は画像がありませんが、狭い部屋に人が多くいるときなどは2000ppmを大きく超えているときがあります。1000ppmあたりでは体感できるものはありませんが、2000ppmを超えている環境に長時間いると、少し酸欠のような感覚があります。

換気時間を把握できるメリット

二酸化炭素測定器を使用する最大の利点の一つは、自分の部屋がどのくらいの時間で換気できるのかを正確に把握できることです。現在の筆者の環境では8分ということになります。

この情報は、換気の頻度や時間を最適化するのに非常に役立ちます。例えば、換気を行う時間を知ることで、仕事中に換気を行うタイミングを計画的に取ることができます。これにより、集中力を保つと同時に、必要な換気を確実に行うことができます。

さらに、二酸化炭素測定器を使用することで、換気と冷暖房の効率をバランス良く維持することも可能です。例えば、冬季において、窓を開けて換気を行うと、部屋の暖かさが失われる可能性があります。しかし、二酸化炭素測定器を使用すれば、適切な換気時間を把握し、その間に冷暖房を一時停止することで、エネルギー効率を高めることができます。同様に、夏季にも冷房の効率を維持しながら必要な換気を確保することが可能となります。

換気時間を把握出来ない場合、筆者の環境であれば8分で良いところを30分間換気してしまう可能性もあり、それは時間やエネルギー効率の面からしても無駄であることがわかります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

二酸化炭素濃度測定器の導入と適切な換気を行うことで、リモートワークの生産性を向上させる改善ができました。これは小さな改善かもしれませんが、積もり積もれば大きな差が生まれるかもしれません。

小さな改善の積み重ね。このような事が仕事においては重要だと筆者は考えます。